原付免許で乗れるバイクには、「原付1種」と「原付2種」の2種類があるのをご存知ですか?この二つ、実は排気量や最高速度、さらには運転に必要な免許や高速道路の走行可否など、いくつかの重要な違いがあります。今回は、この 原付 1 種 と 2 種 の 違い を分かりやすく解説し、あなたがどちらのバイクを選ぶべきか、あるいはどんなバイクに乗っているのかを理解する手助けをしたいと思います。

排気量と最高速度:数字で見る原付 1 種 と 2 種 の 違い

まず、最も基本的な違いはその「排気量」と「最高速度」です。原付1種は、排気量が50cc以下と定められており、最高速度も時速30kmに制限されています。一方、原付2種は、排気量が50cc超125cc以下で、最高速度は時速60kmまで出すことができます。この排気量と最高速度の違いが、後述する様々な制約や利便性に大きく影響してくるのです。

具体的に、原付1種と原付2種の性能を表にまとめると以下のようになります。

項目 原付1種 原付2種
排気量 50cc以下 50cc超125cc以下
最高速度 時速30km 時速60km

この排気量と最高速度の違いを理解することが、原付 1 種 と 2 種 の 違い を把握する上での第一歩 となります。原付1種は、その性能から「ミニバイク」や「スクーター」として親しまれていますが、限られた速度域での利用が前提となります。

運転に必要な免許:原付 1 種 と 2 種 の 違い

次に、運転するために必要な免許について見ていきましょう。原付1種に乗るためには、「原付免許」が必要です。この原付免許は、学科試験のみで比較的簡単に取得できるため、若い世代を中心に人気の免許と言えます。取得可能年齢も16歳からと、行動範囲を広げたい学生さんにもぴったりです。

一方、原付2種に乗るためには、「普通自動二輪免許」または「小型自動二輪免許」が必要になります。原付免許では運転できない点に注意が必要です。普通自動二輪免許は、125cc超250cc以下のバイクも運転できる免許なので、将来的にステップアップしたいと考えている方にもおすすめです。小型自動二輪免許は、125cc以下のバイクに特化した免許で、こちらも原付2種を運転できます。

運転免許の種類をまとめると、以下のようになります。

  • 原付1種:原付免許
  • 原付2種:普通自動二輪免許、または小型自動二輪免許

このように、 原付 1 種 と 2 種 の 違い は、運転できるバイクの種類を左右する免許にも表れています

高速道路の走行可否:原付 1 種 と 2 種 の 違い

意外と見落としがちなのが、高速道路を走行できるかどうかの違いです。原付1種は、その最高速度が時速30kmに制限されているため、高速道路を走行することはできません。これは、高速道路での安全性を確保するための当然の措置と言えるでしょう。

対して、原付2種は最高速度が時速60kmまで出せるため、条件付きではありますが、高速道路(自動車専用道路)を走行することが可能です。ただし、原付2種で高速道路を走行する際には、いくつかの注意点があります。例えば、二人乗りは禁止されている場合が多く、また、特定の区間のみ走行が許可されている場合もあります。これらのルールを事前に確認しておくことが重要です。

高速道路の走行可否について、整理すると以下のようになります。

  1. 原付1種:高速道路走行不可
  2. 原付2種:条件付きで高速道路走行可能

この高速道路の走行可否という違いは、移動手段としての利便性に大きく関わってきます

二人乗り:原付 1 種 と 2 種 の 違い

次に、二人乗りができるかどうかも、原付1種と原付2種で明確な違いがあります。原付1種は、乗車定員が1名と定められているため、二人乗りは法律で禁止されています。万が一二人乗りをして検挙されると、罰金などが科せられるので絶対にやめましょう。

一方、原付2種は、排気量が125cc以下という区分でありながら、普通自動二輪免許や小型自動二輪免許で運転できるため、条件を満たせば二人乗りが可能です。ただし、二人乗りが許可されるのは、乗車する二人とも運転資格を満たしており、かつ、バイク自体が二人乗りを想定した設計になっている場合です。また、二人乗りには、運転手の技量も大きく関わってきますので、安全運転を心がけることが何よりも大切です。

二人乗りに関する違いをまとめると、以下のようになります。

  • 原付1種:二人乗り禁止
  • 原付2種:条件付きで二人乗り可能

「二人乗りができるかどうか」という点は、友人やパートナーとのタンデムツーリングを考えている方にとって、原付 1 種 と 2 種 の 違い を意識する重要なポイント となるでしょう。

法定速度:原付 1 種 と 2 種 の 違い

法定速度についても、両者には明確な違いがあります。原付1種は、最高速度が時速30kmに制限されているため、原則として時速30kmを超えて走行してはいけません。これは、安全運転を確保するための措置です。

一方、原付2種は、最高速度が時速60kmまで出せるため、一般道路では他のバイクや自動車と同様に、その道路の法定速度に従って走行することができます。ただし、もちろん、安全な速度で走行することが大前提です。信号が青でも、周囲の状況を見て安全を確認してから発進するなど、常に周囲への配慮を忘れないようにしましょう。

法定速度について、整理すると以下のようになります。

項目 原付1種 原付2種
一般道路での法定速度 原則時速30km 道路の法定速度に従う

法定速度の違いは、日常の移動におけるスピード感に直結し、原付 1 種 と 2 種 の 違い を体感できる部分 と言えます。

税金・保険:原付 1 種 と 2 種 の 違い

維持費という観点でも、原付1種と原付2種には違いがあります。まず、税金についてですが、原付1種は「軽自動車税」が課税されます。一方、原付2種は、排気量が125cc以下なので、こちらも「軽自動車税」の対象となります。ただし、税額は排気量によって若干異なる場合がありますので、お住まいの自治体の情報をご確認ください。

保険については、自賠責保険(強制保険)はどちらの区分でも加入が義務付けられています。しかし、任意保険については、原付1種と原付2種で料金体系が異なることがあります。一般的に、排気量が大きい原付2種の方が、保険料が高くなる傾向がありますが、これはバイクの補償内容や加入する保険会社によっても変動します。

税金・保険に関する違いのポイントは以下の通りです。

  • 税金:どちらも軽自動車税の対象(額は排気量により異なる場合あり)
  • 保険:自賠責保険は必須、任意保険は料金体系が異なる場合あり

維持費の差も、長期的に見ると原付 1 種 と 2 種 の 違い を考慮する上で無視できない要素 です。

まとめ:あなたに合ったのはどちら?

これまで、原付1種と原付2種の様々な違いについて解説してきました。排気量、最高速度、運転免許、高速道路の走行可否、二人乗り、法定速度、そして税金・保険。これらの違いを理解することで、ご自身のライフスタイルや用途に合ったバイク選びができるはずです。

近距離の移動が中心で、手軽にバイクに乗りたいなら原付1種。もう少しパワーやスピードが欲しい、あるいは少し遠出をしたいという場合は原付2種がおすすめです。それぞれのメリット・デメリットをしっかり理解し、安全で楽しいバイクライフを送ってくださいね!

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