英語を勉強していると、動詞が「~ing」になったり「to + 動詞」になったりして、どっちを使えばいいか迷うこと、ありますよね? 実は、この「動名詞」と「不定詞」は、それぞれ異なる役割を持っているんです。 動名詞と不定詞の違い をしっかり理解することで、英語の表現力が格段にアップしますよ!

文の主語になるのはどっち? - 動名詞と不定詞の役割の違い

まず、一番分かりやすい違いは、文の「主語」になることができるかどうかです。動名詞は、動詞に「ing」をつけた形ですが、これは名詞と同じように働くことができます。つまり、文の主語として「〜すること」という意味で使うことができるんです。

例えば、「Swimming is fun.」(泳ぐことは楽しい。)という文では、「Swimming」が主語になっていますね。このように、 動名詞は「〜すること」という名詞的な働き をするのが特徴です。不定詞も文の主語になることはありますが、動名詞ほど一般的ではありません。

  • 動名詞(〜ing): 文の主語になりやすい
  • 不定詞(to + 動詞): 主語になることもあるが、動名詞ほど一般的ではない

目的語になるのはどっち? - 動名詞と不定詞の使い分け

次に、動詞の「目的語」になる場合です。ここでは、動名詞と不定詞で、どっちが来るかに決まりがある動詞がたくさん出てきます。これは、それぞれの単語が持つ「イメージ」の違いから来ています。

例えば、「enjoy」のような動詞の後ろには、動名詞が来やすいです。これは、「enjoy」が「楽しむ」という、ある程度「完了した」状態や「継続している」状態をイメージさせるからです。

一方、「want」や「hope」のような動詞の後ろには、不定詞が来やすいです。これは、「want」や「hope」が、まだ「これから〜したい」「〜することを望む」といった、未来や願望といった「未完了」なイメージを持つからです。

動名詞が後に来る動詞の例 不定詞が後に来る動詞の例
enjoy, finish, mind, quit want, hope, decide, plan

意味が変わる?! - 動名詞と不定詞の微妙なニュアンスの違い

さらに、同じ動詞でも、その後に動名詞が来るか不定詞が来るかで、意味が変わってしまう場合があります。これは、それぞれの単語が持つ「過去」と「未来」のようなニュアンスの違いによるものです。

例えば、「forget」という動詞を考えてみましょう。「forget + 〜ing」は「〜したことを忘れる」という意味で、過去の行動を忘れる場合に使われます。一方、「forget + to不定詞」は「〜することを忘れる」という意味で、これからするべきだったのに、それを忘れてしまった、という未来の行動について使われます。

このように、 動名詞と不定詞の違い は、単なる文法的なルールだけでなく、意味合いにも影響を与えることがあります。これは、英語の表現を豊かにするためにとても重要なポイントです。

  • forget + 〜ing: 〜したことを忘れる(過去のこと)
  • forget + to不定詞: 〜することを忘れる(未来のこと)

前置詞の後ろはどっち? - 動名詞と不定詞の決まった使い方

前置詞の後ろに来る動詞の形は、基本的に「動名詞」と決まっています。これは、前置詞が「〜の後ろ」といった、ある程度「場所」や「状態」を示す言葉だからです。

例えば、「Thank you for helping me.」(手伝ってくれてありがとう。)という文では、「for」という前置詞の後ろに「helping」という動名詞が来ています。「Thank you for to help me.」とは言いません。

このルールは例外が少ないので、前置詞の後ろは動名詞!と覚えておくと便利です。いくつか例を挙げてみましょう。

  1. after + 〜ing
  2. before + 〜ing
  3. by + 〜ing
  4. of + 〜ing

形容詞的な働き - 動名詞と不定詞の役割分担

動名詞と不定詞は、名詞の前に置かれて形容詞のように働くこともあります。この場合も、それぞれの単語が持つニュアンスによって使い分けられます。

動名詞が形容詞的に使われる場合、「〜するための」「〜に使われる」といった、そのものが「何をするものか」という性質を表すことが多いです。例えば、「a sleeping bag」は「寝るための袋」、つまり寝袋ですね。

一方、不定詞が形容詞的に使われる場合、「〜すべき」「〜するために」といった、これからするべきことや、目的を表すことが多いです。例えば、「a room to let」は「貸すための部屋」、つまり賃貸物件などを指します。

この使い分けも、意味を理解する上で大切です。

動名詞が形容詞的に使われる例 不定詞が形容詞的に使われる例
a swimming pool (泳ぐためのプール) a desire to succeed (成功したいという願望)

まとめ - 動名詞と不定詞の使い分けをマスターしよう!

ここまで、動名詞と不定詞の様々な違いを見てきました。文の主語になったり、動詞の目的語になったり、形容詞のように働いたり…と、どちらも色々な役割を持っています。

動名詞と不定詞の違い を理解することは、英語の文章を正確に読み解き、自然な英語で表現するために不可欠です。最初は少し難しく感じるかもしれませんが、たくさんの例文に触れたり、実際に自分で文を作ってみたりすることで、徐々に感覚が掴めてくるはずです。

今回紹介したポイントを参考に、ぜひ英語学習に役立ててくださいね!

動名詞と不定詞の使い分けは、英語学習の大きな山場の一つですが、それぞれの役割とニュアンスを理解すれば、怖がることはありません。今回学んだことを復習し、たくさんの例文に触れることで、自然と使い分けができるようになります。諦めずに、楽しく英語を学んでいきましょう!

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