「普通預金」と「定期預金」、どちらも銀行でお金を預ける方法ですが、実はそれぞれに得意なことが違います。 普通預金と定期預金の違い をしっかり理解することで、あなたのお金の貯め方がもっと賢くなるんです。今回は、この二つの違いを分かりやすく、そして詳しく解説していきますね!
普通預金 vs 定期預金:基本のキ!
まずは、一番大切な「普通預金」と「定期預金」の基本的な違いを見ていきましょう。普通預金は、私たちが普段、給料の振り込みや、お買い物の引き落としなどで一番よく使う銀行口座のことです。いつでもお金を引き出したり、預け入れたりできるので、とっても便利なんですよ。
一方、定期預金は、文字通り「期間を決めて預ける」預金です。例えば、「1年後にこのお金を引き出す」とか、「5年後にまとまったお金にしたい」というように、あらかじめ預ける期間を決めて、その期間中は原則としてお金を引き出すことができません。この「期間が決まっている」というのが、普通預金との大きな違いです。
この違いによって、それぞれにメリットとデメリットがあります。普通預金は、いつでも出し入れできる安心感がありますが、金利(利息がつく割合)はとても低いのが一般的です。一方、定期預金は、普通預金よりも金利が高い場合が多く、少しでも多くお金を増やしたい場合に有利ですが、すぐに使う予定のあるお金には向いていません。
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普通預金
- いつでも引き出せる
- 金利が低い
- 日常の出し入れに便利
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定期預金
- 決められた期間は引き出せない(一部例外あり)
- 普通預金より金利が高い傾向
- まとまったお金を増やしたいときに有利
普通預金:日常使いの頼れる相棒
普通預金は、まさに「日常使い」のための口座です。給料が入ったらここに入金され、家賃や食費などの支払いはここから引き落とされる。そんな風に、私たちの生活とお金の出入りに一番近い存在と言えるでしょう。
普通預金の最大のメリットは、その「流動性」、つまり「いつでもお金を動かせる」ことです。急に「〇〇を買いたい!」と思っても、普通預金があればすぐに現金化できますし、逆に「臨時収入があった!」という時も、すぐに預け入れることができます。
しかし、その便利さと引き換えに、普通預金の金利は非常に低いです。ほとんど増えないと言っても過言ではありません。ですので、「お金を貯めて増やしたい」という目的には、あまり向いていないのが実情です。
普通預金は、以下のような場面で活躍します。
- 毎月の生活費の管理
- 給料や年金の受け取り
- 日常的な買い物の支払い
- 急な出費に備えるための資金
定期預金:将来のためのお金を育てる!
一方、定期預金は、将来のためのお金を「育てる」のに適した方法です。例えば、「来年の旅行のために貯金したい」「数年後に車を買いたい」といった、ある程度まとまった期間、お金を使わない予定がある場合に、普通預金よりも有利に貯めることができます。
定期預金は、預け入れる期間によっていくつかの種類があります。一般的には、「1年」「3年」「5年」といった期間がよく見られます。期間が長くなるほど、金利も高くなる傾向があるので、より効率的にお金を増やしたい場合は、長い期間で預けることを検討しても良いでしょう。
ただし、定期預金は、決められた期間内は原則としてお金を引き出すことができません。もし、満期日よりも前に解約してしまうと、当初の予定よりも低い金利(普通預金並み、またはそれ以下)になってしまうことが多いので注意が必要です。
定期預金には、以下のような特徴があります。
| 期間 | 金利(例) | メリット | デメリット |
|---|---|---|---|
| 1年 | 普通預金より高い | 比較的短期間でお金が殖える | 満期前に解約すると不利になることも |
| 3年〜5年 | 1年よりさらに高い | 長期的に見て効率よく増やせる | 急な出費に対応できない |
金利で比較:どっちがお得?
「普通預金」と「定期預金」の最も大きな違いは、やはり「金利」です。ここでは、それぞれの金利について、もう少し詳しく見ていきましょう。
普通預金の金利は、本当にごくわずかです。例えば、0.001%といった数字が一般的です。100万円を普通預金に1年間預けても、もらえる利息はわずか10円程度、ということも珍しくありません。
それに比べて、定期預金の金利は、普通預金よりもかなり高くなります。例えば、普通預金が0.001%でも、定期預金なら0.025%や0.05%になることもあります。100万円を年利0.05%の定期預金に1年間預けた場合、もらえる利息は500円になります。普通預金と比べると、50倍もお得になる計算です。
ただし、金利は銀行や時期によって変動します。また、最近は低金利の時代が続いているため、定期預金でも劇的に増えるわけではありません。それでも、「少しでも多く増やしたい」という気持ちがあるなら、定期預金を選ぶ方が賢明と言えるでしょう。
金利の比較表を見てみましょう。
- 普通預金 :金利が非常に低い(例:0.001%)
- 定期預金 :普通預金より高い金利が期待できる(例:0.025%~0.05%など、期間や銀行による)
目的別:どっちを選ぶべき?
では、具体的にどのような目的で「普通預金」と「定期預金」を使い分ければ良いのでしょうか?
まず、「普通預金」は、先ほども触れたように、日々の生活費の管理や、急な出費に備えるための「生活防衛資金」として最適です。いつでもお金を引き出せる安心感は、何物にも代えがたいものがあります。
一方、「定期預金」は、「将来のために貯めたいお金」に向いています。例えば、以下のような目的で利用すると良いでしょう。
- 短期的な目標 :1年以内に旅行や大きな買い物をするための資金。
- 中期的な目標 :3年~5年後に車を買う、住宅の頭金にする、といった資金。
- 長期的な目標 :10年以上の教育資金や老後資金の一部。
このように、お金を使う予定がある時期によって、預け先を分けるのが賢い貯蓄方法です。
普通預金と定期預金の組み合わせ
実は、普通預金と定期預金は、どちらか一方だけを使うのではなく、両方を上手に組み合わせることで、より賢くお金を管理することができます。これは「分散投資」の考え方に似ていますね。
例えば、毎月一定額を普通預金から定期預金に自動的に移す「自動積立定期預金」というサービスがあります。これを利用すれば、意識しなくても自動的にお金が貯まっていくので、無理なく目標額を達成できる可能性が高まります。
また、普段の生活費は普通預金で管理しつつ、貯まったお金の一部を定期預金に移す、という方法もおすすめです。これにより、急な出費にも対応でき、かつ、増やすこともできるという、両方のメリットを享受できます。
組み合わせの例をまとめると、以下のようになります。
- 日常のお金 :普通預金(いつでも引き出せるように)
- 貯蓄・将来のためのお金 :定期預金(金利を意識して)
注意点:解約や途中引き出しについて
定期預金を利用する上で、最も注意しなければならないのは「解約」や「途中引き出し」についてです。先ほども触れましたが、満期日よりも前に定期預金を解約してしまうと、本来もらえるはずだった高い金利ではなく、普通預金並みの低い金利になってしまうことがほとんどです。
例えば、「3年定期」で預けていたとして、1年半で解約することになった場合、1年半分の金利しか受け取れません。さらに、その金利も普通預金より低い、ということになる可能性もあるのです。
そのため、定期預金に預けるお金は、「本当にその期間は使わない」と確信できる資金にすることが重要です。もし、急にお金が必要になる可能性がある場合は、普通預金に置いておくか、すぐに解約しても金利の損が少ない「スーパー定期」のような商品を選ぶなどの工夫が必要になるでしょう。
途中引き出しに関する注意点は以下の通りです。
- 満期日前に解約すると、予定していた金利よりも低くなることが多い。
- 一部だけ引き出せる「一部解約」ができる場合もあるが、その場合も金利は不利になることがある。
- 解約する前に、必ず銀行の担当者や約款で条件を確認すること。
まとめ:あなたの目的に合った預金方法を選ぼう!
ここまで、普通預金と定期預金の違いについて詳しく見てきました。それぞれの特徴を理解した上で、あなたのお金の貯め方、使い方に合った方法を選ぶことが大切です。
「すぐに使えるお金」「生活費」は普通預金で、「将来のために増やしたいお金」は定期預金で、というように、目的ごとに預け先を分けるのが賢い方法です。さらに、自動積立などを活用して、無理なく貯蓄を続ける習慣をつけることもおすすめです。
この情報が、あなたの賢いお金との付き合い方のお役に立てれば嬉しいです!